コレクション株
今年の目標はブログ更新と言いながらも、1月に1回更新してから全く更新することもなく、2月に入ってしまいました。こんな結果になったのは厳しい寒さで、植物に触れる機会が激減したからだと思います。
さて、こんな寒さの中でも元気に生長しているのが亀甲竜です。亀甲竜は植物を始めるきっかけになった植物であり、一番好きな植物でもあります。
Dioscorea Elephantipes/ディオスコレア エレファンティペス (亀甲竜)
Dioscorea Elephantipes/ディオスコレア エレファンティペス (亀甲竜)
Dioscorea Elephantipes/ディオスコレア エレファンティペス (亀甲竜)
2021年の抱負
ブログをご覧の皆様、明けましておめでとうございます。
植物を始めて数年になりますが、今年は昨年以上に植物に力を入れていきます。
Ceraria pygmaea/ケラリア・ピグマエア
植物を始めた頃から管理しているコイツは、ずっとカタチを作ろうと思っていました。
温度や日照時間の条件を変えてきましたが、A面が良くなっても、B面が良くならないなんてことが続き、今ではこんな状態です。
設備を拡大して、植物の大量生産も目標の1つですが、植物を作りこみ、美しいカタチを作っていきたいと思います。
そして、ブログをはじめ、ツイッターやインスタの更新も昨年以上に頑張りたいと思います。
皆様、本年もよろしくお願いいたします。
亀甲竜の季節
あの猛暑はどこにいってしまったのか。
急に涼しくなり、大好きな冬型の季節がやってきました。
冬型で一番好きなのは亀甲竜。
そこで今回は亀甲竜の種を蒔いてみました。
用意するものはこちらです。
用土は赤玉土(小粒)とバーミキュライト、容器は育成苗トレイと給水トレイを使用します。
最初に赤玉を入れます。
分量は適当です。
今回は容器の7分目くらいまで入れました。
そして、軽くバーミキュライトを敷きます。種まき用の土もありますが、根の張りを考えるとバーミキュライトの方が良さそうです。
そして、ここで使用するのがメネデール。
通常は発芽率を上げるため、種を蒔く前に漬けておくことがありますが、そのような下処理はせずに給水トレイに入れます。
こちらはベンレート希釈水。
用土の殺菌のためメネデールと一緒に給水トレイに入れます。
こちらもベンレート希釈水。
バーミキュライトは無菌ですが、念のため表面が湿る程度霧吹きします。
全体に霧吹きして種を蒔く環境が整いました。
亀甲竜の種蒔きはピンセットを使用します。
ちなみに写真のピンセットはセリアのものです。クラフト用ですが使いやすいです。
種子部をバーミキュライトに挿し、羽根は外に出るようにします。
約100粒ほど蒔きました。
最後にもう一度ベンレート希釈水。
種が乾かないように全体に霧吹きします。
これで種蒔きは完了です。あとは芽が出るまで腰水で、カビ防止のため定期的にベンレート希釈水を霧吹きして管理します。
約1週間ほどで発芽が始まります。
2週間後にはほとんどの種が発芽し、揃ってくれると思います。
我が家の管理方法になりますので参考までに。
開花
植物を始めるきっかけになった植物の1つがケラリア・ピグアエア。Twitterで見ましたが、自生地が山火事になり、ヤフオクなどで価格が高騰しているようです。
種を取るため雌株が欲しくて、ヤフオクをチャックすることがありますが、以前に購入したときの3倍くらいの価格で取引が行われていました。
高騰する前に某植物園で購入したものです。
Ceraria pygmaea/ケラリア・ピグマエア
剪定はほとんど行っていないので、綺麗ではありませんが、株の状態としては購入当時よりも良くなったと思います。
拡大してみると花が咲いています。白い花なので、これは雄株です。
別の株ですが、実生のピグマエアもあります。今まで花を咲かせることはありませんでしたが、今年は初めて花が咲きそうです。先端を見ると赤っぽいので雌株の可能性が高いと思います。これでやっと雄雌の判別ができそう。
雄株も雌株も蕾があるのでうまくいけば、種が取れるかもしれません。
実生、途中経過報告
今年の春に播いた種子の途中経過報告です。
Hechtia lanata/ヘクチア ラナータ
・播種日:2020/4/25
・撮影日:2020/7/26(播種日から93日経過)
プレステラ105に16個の種子を播きました。途中で落ちてしまったものもありますが、14株が残っています。結果的には8割が残りました。まだまだ小さいですが、ヘクチアの特徴が出てきたと思います。
管理方法等については過去の記事をご覧ください。
次はこちら
Pachycormus discolor/パキコルムス・ディスカラー(象の木)
・播種日:2020/4/25
・撮影日:2020/7/26(播種日から93日経過)
象の木もプレステラ105に播きましたが。成長が早かったため、1株ずつプレステラ90に植え替えています。発芽は播種から2日ほどで7割が発芽しました。しかし、発芽してから枯れてしまうものもあり、最終的には5割が残っています。写真で少しだけ見えていますが、順調に成長したものは5mm程の塊根ができていました。
管理方法等については過去の記事をご覧ください。
象の木は冬型なので、10月以降の成長に期待です。
用土の再利用
連休3日目、植替えが続いています。
さて、みなさんは使用済の用土を破棄していますか?それとも再利用していますか?
私は再利用しています。
先日のチタノタの実生も用土を再利用しています。
肥料も入っているため、栄養素が豊富なのが原因かもしれませんが、雑草が多く生えいています。その中に少し変わった形の雑草がありました。
Ledebouria crispa/レデボウリア クリスパ
写真は植替え済みですが、波うねった葉の植物が生えていました。この特徴的な葉はたぶんレデボウリア・クリスパだと思います。球根は見えませんが、しっかり5mm程の球根がありました。おそらく、使用済みの用土の中に球根が紛れ込んでいたかもしれません。
おまけに1個球根が付いていたのでラッキーでした。
チタノタ実生
今日から4連休ということで朝から植物に触っていました。
去年、種を1000個播いて、今年の春にプレステラに鉢上げしたアガベ。
Agave titanota/アガベ チタノタ
写真は一部ですが、発芽しなかったもの、途中で溶けたものを除いても、数百株あります。
ほとんどの株にまだ特徴が出ていませんが、中には成長が早い株があり、将来的に期待ができそうな株もありました。
棘が大きく、小さいながらも厳つさがあります。今後の葉の展開が楽しみな株です。
こちらは写真では少しわかりづらいですが、棘が面白くなりそうです。
こちらは成長が遅くて、葉の展開している枚数が少なく、厚みもないですが、棘がすごいです。今年の秋ごろには成長も進んで、面白い顔を見せてくれると思います。
種の購入元、播種時期、管理方法が同じでも将来的に期待ができそうな株は数株でした。残念な気持ちがありますが、このくじ引きのような感覚(厳つい株を見つけたとき)は好きです。今年はチタノタの種は播かない予定でしたが、来年の楽しみのために今年も1000個くらい播いてみようかな。