クラビまくよ

オトンナ クラビフォリアといえば冬型塊根の人気者ですね。現地球は葉が丸く可愛らしさがありますが、いざ購入となるとお値段は可愛くありません。

 

そこで今回は実生をします。クラビフォリアは播種から花が咲くまで早いので、実生を楽しむにはオススメです。

f:id:greenm0nster:20210321001634j:image

 

発芽しないことには何も始まりませんが、発芽後の生長のポイントになるのが「根」。植物を始めてから数年、毎年のように実生をやってきましたが、今までの経験から軽石を使用すると根を分岐できるため発芽後の生長が早いような気がします。

 

2号のスリット鉢の鉢底に軽石を入れ、その上にオリジナル用土を被せました。写真ではわかりませんが殺菌のため熱湯をかけてます。

f:id:greenm0nster:20210321001754j:image

 

ちなみに軽石はスリットが隠れるくらい入れています。
f:id:greenm0nster:20210321001644j:image

 

最後にオリジナル用土の上にバーミキュライトを被せました。

f:id:greenm0nster:20210321001650j:image

 

クラビフォリアの種は下処理を行わずに蒔きます。
f:id:greenm0nster:20210321001637j:image

 

種は1鉢1粒蒔きます。
f:id:greenm0nster:20210321001717j:image

 

播種後はある程度のサイズになるまで腰水で管理します。腰水にはメネデール希釈水を使用します。
f:id:greenm0nster:20210321001640j:image

 

 

最後に温室に入れて播種作業は完了です。今回は軽石を使用することで生長にどのくらい効果があるのか検証するため、オリジナル用土のみの鉢も2鉢用意しています(爪楊枝を挿している鉢に軽石を入れています)。温室にはパネルヒーターを設置し、25℃前後に設定しています。温室内の温度を均一にするために小型ファンも入れました。
f:id:greenm0nster:20210321001704j:image

 

発芽後にまた報告します。